「能工」で働くということ

私たちの仕事は、一言で説明するのが難しいとてもマニアックな仕事で、あまり世の中には知られていません。しかし新しい工場を作るのにも、メンテナンスにも、絶対になくてはならない仕事。
「人々の生活や仕事を支えている」という責任と誇りを持ち、「縁の下の力持ち」として日々活動しています。

配管の工事は、まるで血管手術

配管溶接

仕事内容は「管工業」「機械器具設置工事業」。依頼を受けた現場に赴き、配管のメンテナンス・取り替え・設置などの作業を行います。現場は発電所や工場、造船所、自衛艦などその規模も業種も様々です。

薬品や蒸気、熱などが通る配管では大きな圧力がかかっているものが多く、工事には常に危険が伴います。圧力や材質、構造などを正確に把握し、安全な施工のための確実な方法や、手順の計画が不可欠です。

工場を人間の体に例えると、配管は命をつなぐ血管のようなもの。工事の期間中はその配管の機能を停止させるので、それがたった1本でも生産がストップしたり、発電ができなくなるなど、その工場に大きな影響を及ぼします。そのためできる限り短期間で施工することも重要なポイント。必要に応じて「工事中にだけ使用する臨時の配管」の設置も行っています。

配管の「専門家」であり続けるために

私たちの会社は配管の専門家集団として、日々成長し続けています。特に大切にしているのが、社員一人一人のスキルアップです。
国家試験や都道府県許可、乗り物の免許や溶接などの技能講習、特定化学物質取り扱いの特別教育など、希望する社員には会社が費用を負担して資格取得を勧めています。
資格を取得すると任せてもらえることが増え、仕事の幅がぐっと広がります。

必要なのは、最後まで考え抜く力

課題をどう解決するか、という考え方が重要で、学校での成績は関係ないように思います。自分の頭で考え抜く力、解決に導く力こそが大切です。

現場では毎回新しい問題に挑むことになります。現場の規模や業種、工場の構造などが異なり、配管の置かれている環境やメンテナンスの時期も違うため、全く同じ工事でいいというようなことはないからです。

それぞれの現場において「確実」で「安全」な工事を「短期間」のうちに「最低限のコスト」で実現できる方法。それまでに身につけた知識、技術や経験など、自分の力を総動員して結論を出していきます。


「自分」であり続けるために

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全国から声をかけていただくことで、出張の機会も増えましたが、あくまでも拠点は佐世保に置くということを決めています。私には大切な家族があるからです。3児の父となった現在、子どもと過ごす時間は何にもかえがたい喜びの時間。地元の美しい海で、我が子と趣味の魚釣りに行く休日が、忙しい毎日を支えてくれていると感じます。
自分の家族を大切にしながら、後輩たちを導いていくのが今の自分の役割だと思っています。